今回は【新型コロナウイルスの消毒・除菌】の料金事例をご紹介します。
今回の事例は大阪市のマンションにお住まいの20代男性の方が新型コロナウイルスの陽性反応が出たとのことで自宅療養の後、入院受け入れが決まりこの陽性者の方が入院している間にマンションのお部屋を消毒・除菌してほしいという東京都にお住まいのご家族からのご依頼です。
- 参考記事
①施工準備
施工前に、「装備装着場所」「装備脱装場所」「作業動線」を決めておきます。陽性患者のお部屋になりますので、防護服・フットカバー・手袋・マスクを装着した後、「次亜塩素酸水」を全身に散布し、感染しないように対策します。入室後、照明点灯、換気扇停止、エアコン停止、窓閉鎖を行います。作業動線が交差しないようあらかじめ決められた動線に従って消毒作業を行っていきます。
②施工実施
厚生労働省監修のガイドライン「感染症法に基づく消毒・滅菌の手引き」に基づき、アルコール及び次亜塩素酸ナトリウムを使用し、除菌・抗菌作業を行います。
基本的には全て人の手による拭き上げ作業をしていきます。最初にオゾン脱臭機を用いてウイルスの不活性化させるため、不活性化するCT値までオゾン脱臭機を使います。次にドアノブやテーブルなどの接触部分拭き上げや接触が多いと思われる個所の徹底拭き上げを行います。
エアコンなどは表面の清掃だけでなく、フィルターを外し個別に除菌清掃作業を行います。テーブルやソファー等、移動可能な家具・家電は全て移動させてから床の拭きあげを行います。移動させる事のできなない設置物の下も入念に除菌・清掃をしています。カーテンにも次亜塩素酸水を散布し、窓の手の届かない箇所に関しては、脚立を使用し、隅々まで拭きあげ、最後にオゾン脱臭機を使い再度空間除菌を行い、作業を終えました。
施工時間:4時間
施工金額:19万円(拭き上げ作業・オゾン発生機使用・その他諸経費)
その後、マンションの管理会社より、エントランス部分の除菌のご依頼も承りました。