今回は東京都で孤独死による特殊清掃のご依頼となりました。今回は窓ガラスから大量のハエが見えていたことで近くを通る新聞配達員の方が異変に気付き警察に通報したとの事でした。発見時は死後14日で親族はおらず賃貸住宅に入る際に加入していた孤独死保険による作業となりました。
- 参考記事
① 害虫駆除
現場に向かうと窓にぎっしりとハエが付いており真っ黒の状態でしたので入退出を繰り返すことで汚染物が付着しているハエを外に出してしまう事になるので玄関に殺虫剤を燻蒸させて一度動きが落ち着いてから入室し、さらに生きている害虫を駆除しました。
一次消臭、汚染物の撤去
害虫駆除が終わってからは部屋全体の消臭・除菌をします。噴霧器を使い、部屋全体に薬剤を噴霧してからオゾン脱臭機を使い一時的に、作業できるような環境を整えます。この作業は作業員を守る意味もあり、必ず特殊清掃の作業の前に行います。その後、家財道具を搬出し、亡くなっていた箇所で体液が染み込んでいたカーペット、その下のクッションフロアを剥がします。汚染箇所の除去を行う事だけでも強烈な臭いが少し和らぐ感じがあります
汚染箇所の清掃
汚染物除去が終わってからが特殊清掃の本番となり、何層にも重なり固まった体液を特殊な薬剤を使い分け除去していきます。その後は臭いが付くエアコン撤去や換気扇や玄関などのホコリの除去、体液をまとったハエが部屋全体に付着していた壁のクロスを剥ぎ、オゾン脱臭機で全体の消臭を行いました。
引き渡し
ここまでで本来であれば引き渡しではありますが、今回はハエが多く存在しており、数日たつと隙間に隠れていた蛆から孵ったハエが大量に発生するので施工終了から2度訪問し害虫を室内にいた害虫を根絶させてお引き渡しとなりました。ここの大家さんの所有物件では何度か孤独死が発生していたみたいでしたが、今までで一番対応が良く満足したとの事でした。以前に頼んだ業者は薬剤を噴霧し拭き上げとオゾン脱臭機の燻蒸だけで臭いが後日直ぐに戻ってきてしまい大変だったそうです。
費用
間取り1DK
遺品整理2時間
特殊清掃5時間
消臭48時間
作業人数2名
遺品整理作業費35,000円
特殊清掃代12,0000円
合計:170,500円(税込)
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