今回のご依頼は、東京都在住の男性からのご依頼です。
現在、東京都にて会社に勤めている男性ですが、急な転勤が決まり、大阪府へ引っ越すことが決定しました。しかし、幼少の頃より片付けが苦手だった男性の部屋は、ゴミ屋敷になっており、引っ越しの作業も着手できない状況でした。
引っ越し業者の手配もあるので迅速な対応をして欲しいとご相談を受けました。
- 参考記事
現状確認
作業に入る前に現地にて視察を行いました。物量や作業手順、人員や配車などの数を見積もるためです。男性の部屋は、2DKの間取りでしたが、生活空間と言えるスペースは無く、昼間だというのに薄暗く、見てみるとゴミの山が窓を遮っていました。
ゴミの分別と処分
実作業開始です。
まずは、作業を円滑に進めるために動線の確保をしました。
部屋のゴミは主に生活ゴミが多く、お弁当の食べ残しや飲み物の飲み残しなど、腐って異臭を放っている物が多く見受けられました。
清掃後のハウスクリーニングが必要と判断しました。
ハウスクリーニング作業
ゴミの撤去が終わり退去する為のハウスクリーニング作業に移ります。数年に渡りゴミの山に遮られていた壁や床には、黒ずみやカビが発生している箇所もありました。汚れた壁は壁紙を一枚一枚剥がして、拭き上げ作業を施し、床の汚れやホコリも綺麗に掃除しました。
薬剤消臭、オゾン脱臭機による消臭・除菌作業
部屋の中を空の状態にした後、特殊な薬剤を噴霧して、部屋全体の消臭消毒作業を施します。臭いの付着している壁紙やホコリ等の残りが無いことを再度確認して、オゾン脱臭機を使って、最終的な消臭作業をしました。
原状回復
消臭作業を終えて部屋を返却するための作業を施します。
剥がした壁紙や腐敗していたフローリングの張替を行うために、リフォーム業者に委託し、作業をしてもらいました。
引き渡し
全ての作業完了後、ご依頼者と管理会社様の立会いのもと、お部屋の引き渡しをしました。
まずはご相談
今回のようにお急ぎの清掃という、ご相談も数多く受け付けております。一口にゴミ屋敷や特殊清掃と言いましても、それぞれの状況や事情があるので、ぜひ悩んだときは「特殊清掃の窓口」のご相談へ一度、お問合せしてみてはいかがでしょうか。
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