東京都内の1DKの某マンションにて死後2ヶ月の孤独死がありました。
ご親族は大阪府在住で、わざわざ東京まできましたが
東京で宿泊してでも「ご遺族で遺品整理をしたい。」とご要望がありました。
①汚染物の撤去、一次消臭
何も孤独死の後、なにもせず、ご遺族だけで遺品整理をするのは非常に危険です。その為、1時間~3時間程度の作業で入室が出来るようにします。
まず、お部屋全体の消臭・除菌をします。電動タイプの噴霧器や手動タイプの噴霧器を使い、お部屋全体に噴霧します。その際は、複合型二酸化塩素を使い、短時間で効率的に消臭・除菌を行います。
その後、体液や汚染された家財の除去、清掃を行います。臭いが漏れないよう、圧縮袋などで梱包し真空状態にします。真空にすることにより、周囲に悪臭を広めなくできます。
②脱臭機などによる脱臭除菌
時間的に1時間程度使い、粗消臭します。注意して頂きたい事は、この状態では一時的に臭いは軽減できますがあくまでも一時的であり、その後はまた臭いが戻ってきます。
③ご遺族による遺品整理
ここまでくれば、一時的にではございますが、入室が可能になりご遺族様での遺品の整理ができます。
④消毒・消臭作業
場合にもよりますが、床材の裏などに浸透している場合、いくら表面をきれいにしても、元を絶たなければ臭いが戻ってきます。また、状況にもよりますが、防臭処理も行っていきます。そして、最後にオゾン脱臭を行います。
⑤原状回復
賃貸の場合などは原状回復をしなければなりません。ただ、今回の場合は、「不動産管理会社」のご手配にて原状回復工事の為、作業は行いません。東京では、大手の不動産管理会社が非常におおく、清掃だけにしてほしいと言われることも多くあります。
⑥引き渡し
最終的には消臭判定機などを使い、臭いがなくなったことを確認してもらいます。実際の費用は23万円(税込み)でしたが、特殊清掃は同じ現場はありません。
⑦まずはご相談
実際にいくら費用がかかるのかは、現場をみなければわかりません。また、皆様が一番知りたい事は「特殊清掃の料金」だと思います。
「特殊清掃の窓口」では、ご相談のみでも承っておりますので一度、お問合せしてみてはいかがでじょうか。
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