現在、国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には小規模患者クラスターが把握されていることから、集団発生を防ぎ、感染の拡大を抑制すべき時期に入っていると認識しています。今がまさに、感染の流行を早期に終息させるために極めて重要な時期であり、確実かつ効果的な対策を講じることにより、クラスターが次のクラスターを生み出すことを防止していかなくてはなりませんので、皆様の認識も高めていくことも重要になります。ここで、よく皆様より聞かれるご質問をお答えしていきます。
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新型コロナウイルス感染症にはどのように感染していきますか?
現時点では、飛沫感染と接触感染の2つが考えられます。
(1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。
※よく言われるのは、屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすことで、最近では、イベント自粛や休校がその対策としております。
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。
※ドアノブやエスカレーターの手すり電車やバスのつり革、スイッチなど。
空気感染は起きているのでしょうか?
国内の感染状況を見ても、空気感染は起きていないと考えられるものの、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する等の一定の環境下であれば、咳やくしゃみ等がなくても感染を拡大させるリスクがあります。
何人の方が退院され、そのような方にはどのような治療が行われたのですか?
3月3日の時点では、国内で発症した事例又はチャーター便で帰国された方で、症状があって入院した287名のうち39名、症状がないが陽性の方30名のうち10名、クルーズ船から下船された方で陽性であった方706名のうち199名の合計240名を超える方が退院しています。この新型コロナウイルスそのものに効く抗ウイルス薬はまだ確立していませんが、これら退院された方々は、ウイルスによる熱や咳などの症状の緩和を目指す治療(対症療法)をうけました。具体的には、解熱剤や鎮咳(ちんがい)薬を投与したり、点滴等が実施されています。また、肺炎を起こした場合は、酸素投与や人工呼吸等を行うこともあります。
職場で感染者が出た時あとは自分たちで消毒・除菌はできますか?
できない事はないですが、非常に広範囲であり、さらなる感染者が増えることも考えられます。厚生労働省でも、様々な予防策のガイドラインも公開しているので一度、みてみる事をおすすめします。
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